The Sandboxをやってみたいんだけどどうやってやるかわからない。
始め方や稼ぐコツも教えて欲しいな。
ブロックチェーンゲームをはじめてみたい!と調べてみると、「The Sandbox(サンドボックス)」というタイトルを見かけますよね。
様々な企業が「The Sandbox」内の土地を高額で買っていることでニュースにもなっており、非常に知名度が高くなっています。そんな大人気の「The Sandbox」は一体どのようなゲームで、どうやって始めるのか知りたくありませんか?
この記事を読めば、「The Sandbox」をプレイしたことがない初心者でもすぐに「The Sandbox」をプレイすることができます!
The Sandbox(サンドボックス)の始め方|事前準備
The Sandboxを始める前に、2つ用意しておくものがあります。ここでは、
- パソコン(必要なスペック、容量)※スマホではプレイできない
- 通貨を管理するウォレット
The Sandbox(サンドボックス)のプレイに必要なパソコンの推奨スペック
「The Sandbox(サンドボックス)」はパソコンでプレイするゲームです。スマホやタブレットには対応していません。
筆者の所有している一般的なノートPC(グラボなし)でもプレイできたので、あまりハイスペックな物は必要なさそうです。しかし今後しっかりとゲームを作成していきたいという人には、ゲーミングPCがおすすめです。
【Windowsの場合】
こちらは、The SandboxのGame Makerに対して表記されている推奨環境です。サイトではWindowsのみの表示になっていますが、現在はMacでもプレイ可能です。
アカウント登録・SAND管理のための「MetaMask」
The Sandboxは、MetaMask(メタマスク)という仮想通貨ウォレットを連携してアカウント登録します。
MetaMaskは、ゲーム内通貨SANDやボクセルアートNFTを保管に関わるツールです。準備がお済みでない場合は、下記の記事よりMetaMaskの登録を進めてください。
作成はパスワードを設定し指示通り画面を進んでいくだけでできるので、大体1~3分程度で終わります。
MetaMask(メタマスク)をChromeにダウンロードして登録する手順|スマホからの登録方法も解説しますThe Sandbox(サンドボックス)の始め方|MetaMaskでアカウント登録
「The Sandbox」をはじめるにあたって、アカウントの作成方法を紹介していきます。手順はたった2つで、アカウントを作成してMetaMaskと連携するだけです。
具体的手順は以下の通りです。
- 公式サイトから「Create Account」をクリック
- MetaMaskを選択してアカウント連携する
公式サイトから「Create Account」をクリック
「The Sandbox」にアクセスすると、最初に上の画像のページが表示されます。ちなみに「The Sandbox」の公式サイトは日本語対応していないので、画像は翻訳した画面になります。
アカウント作成は、「Create Accunt」というボタンをクリックすることで進めることができます。
MetaMaskを選択してアカウント連携する
次に、MetaMaskを選択してください。
MetaMaskを選択したら、ログイン情報を入力してアカウント連携完了です。The Sandbox専用のMetaMaskアカウントを作りたい時は、下記の記事を参考にして複数アカウントを作成しましょう。
メタマスク(MetaMask)複数アカウントの作り方|使い分けのメリットと方法・リスク管理について解説The Sandbox(サンドボックス)の遊び方
それでは実際に、The Sandboxへ登録した後どのようにプレイしていくのかについて説明していきます。
大まかな遊び方の種類は2つになります。
- Game Maker(ゲームメーカー)※Macは非対応
- Vox Edit(ボクセルアート)※Mac対応
Game MakerとVox Editは、それぞれ公式サイトからダウンロードする必要があります。
どちらもダウンロードは無料でできるので安心してください!
インストールが終わるとデスクトップにアイコンが表示されるので、以後はデスクトップから遊ぶことができるようになります。
The Sandbox:Game Maker(ゲームメーカー)での遊び方
Game Makerでできることは2つあります。
- Game Makerでオリジナルのゲームを作成する。(ゲームの設置にはLANDが必要)
- Game Makerでオリジナルのゲームをプレイする。(無料)
登録して初めてゲームをプレイする場合は、Game Makerの無料オリジナルゲームで遊ぶことになります。
ゲームの世界観を掴むためには、まず色々なオリジナルゲームをプレイしてみましょう。
The Sandbox:Game Makerでオリジナルのゲームを作成する
オリジナルのゲームを作る場合は、Vox Editerと組み合わせることになります。Vox Editerで作ったキャラクターやオブジェクトなどを利用して、ゲームを作成していきます。
いくつかのテンプレートの中からゲームの型を選択したりフィールドを選んだりできます。
実際の画面がこちらです。「lake」というフィールドに溶岩とCPUの人と狼を配置してみました。
CPUは右の項目のようにステータスを設定することができ、簡単に動かすことができるようです。コードの知識がいらないので、遊び感覚で好きなようにゲームを作成することができます。
また「Play」を選択すると自分で作ったゲームで遊ぶことができます。
ここまでは無料でプレイすることができますが、完成したゲームを公開して他のプレイヤーに自由に遊んでもらうためにはLANDが必要となります。
LANDを購入するには非常にお金がかかりますので、なかなか難しいですよね。
LANDがないけどどうしてもゲームを公開したい!という人は、作ったゲームをある程度のレベルで動画公開し、クラウドファンディングをする…なんていうのも一つの手かもしれません!
また、将来的にLANDはレンタルが可能になる予定です。そのため、今のうちにNFTアイテムを揃えておき、レンタルが可能になったら借りるという方法もありますね!
The Sandbox (ザ・サンドボックス)LANDはレンタルできる?活用方法も紹介The Sandbox:Game Makerでオリジナルのゲームをプレイする
Game Makerを起動したあと、「Draft Garally」を選択すると公開されているゲームで遊ぶことができます。
こちらの画像は、実際にたくさんあるオリジナルゲームをランダムに選択して遊んでみたものです。
ゲームは英語で表記されるため、最初は何を目的にしていてどんな風に遊ぶのか全くわかっていませんでしたが、襲い掛かってくる敵をとりあえず倒し続けていると自動的にゲームが終了しました。
こちらのゲームは、どうやらタイムアタック方式で敵をなぎ倒していくもののようです。操作は非常に単純で、キーボードで移動をしマウスで視点移動と攻撃・防御、というシンプルなものです。
ゲームによっては、ゲーム内のCPUと会話ができるなど工夫されているものも多いです!指定のキーを押せば進めるので、フィーリングでプレイすることができますよ。
グラボを積んでいないスペックの高くないノートPCでも非常に鮮明に画面が映されており、動作が滞ることもありませんでした。
シンプルなゲームなら、一般的なパソコンで大丈夫そうです。
The Sandbox:Vox Edit(ボクセルアート)での遊び方
ボクセルアートとは、ゲーム内に設置されているオブジェクトやアバターの装備品を指します。
「マインクラフト」のようにクリエイターが自由に制作し、マーケットプレイスで販売することができます。
- ボクセルアートを作ってアバターやゲーム内に設置する。
- 作ったボクセルアートをマーケットプレイスで販売する。※販売許可が必要。
ボクセルアートを作ってアバターやゲーム内に設置する
Vox Editerをインストールして起動します。筆者のPCはメモリ容量がパンパンのため、起動に非常に時間がかかってしまいました。Vox Editerを起動するためには、十分に空き容量を確保することが必要です。
Vox Editerでは、ブロックを使って好きなようにアバターに着せる服や装備品、あるいはゲーム内に設置するオブジェクトを作成することができます。
作成されたオブジェクトのことを「The Sandbox」ではアセットと呼びます。
アセットは既存のキャラクター(例:ポケモンのピカチュウなど)を模倣して作ることは禁止されています。著作権を侵害しないよう、完全オリジナルでなければいけません。
また、作成したオブジェクトに動きを搭載するアニメーションという機能もあって、オリジナルゲームのパーツを好きなように作ることができるようになっています。
このように、ブロックを積み上げてオブジェクトをつくることができます。(※画像はポストのようなイメージで制作しました。)
作成したボクセルアートはNFT化することができます。
作ったボクセルアートをマーケットプレイスで販売する
作成したボクセルアートは「The Sandbox」内のマーケットプレイスや仮想通貨取引所Coincheck(コインチェック)のNFTマーケットプレイスなどで販売することができます。
「The Sandbox」内のマーケットプレイスで販売する場合は許可が必要です。ただし、コインチェックであれば許可は必要ありません。
「The Sandbox」内で作ったNFTをコインチェックのマーケットで販売する場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
Coincheck NFT(β版)でNFTを出品する方法!販売可能アイテム一覧も紹介The Sandbox(サンドボックス)の始め方 注意点
実際に「The Sandbox」を始めてみた気づいた、注意点をお伝えしていきます!
スマホではプレイできない!
現時点ではスマホでプレイすることはできません。必ずパソコンが必要になりますが、ハイスペックのゲーミングPCじゃなくてもある程度はプレイが可能です。
しかし、収益化を目指してゲームを作成する場合はある程度のスペックが求められるでしょう。
部分的に英語力が必要!
公式サイトやGame Makerはほぼ英語表記で日本語対応はありません。翻訳機能を使えばある程度はプレイできますが、特にGame Maker内のゲームを開始するとその中では翻訳機能が使えないため、多少の英語力が必要となります。
ありがたいことにVox Editerは日本語対応してくれているので、操作に問題はありませんでした。慣れるまではまどろっこしさを感じますが、フィーリングでプレイできるゲームもあるのであまり問題ではありません。
18歳以上しかNFTの売買ができない
仮想通貨に関わるブロックチェーンゲームにおけるNFTの売買は、原則18歳以上しかできません。
これは、取引所の利用が18歳以上からとなっているためです。規約でそう決まっているので、違反した場合はアカウントが削除されるなどの措置が取られる場合があります。
もし未成年者がCoincheckなどの取引所を利用するためには、親や身近な大人に協力してもらって口座開設を代理してもらう必要があります。そのため、NFTの売買をスタートする際には注意しましょう。
コインチェック(Coincheck)は未成年でも登録は可能?利用方法や注意点を紹介LANDやゲーム内アイテムの偽物が出品されている!
一番気を付けて欲しいことですが、LANDやゲーム内アイテムの偽物が安く出品されているケースがあります。これは購入してもゲーム内で使うことはできないため、立派な詐欺にあたります。
くれぐれも偽物を掴まされないように、購入する場合は慎重に選びましょう。
The Sandbox(サンドボックス)の始め方 まとめ
- The Sandboxは無料でプレイできる
- MetaMaskとの連携で簡単にアカウント登録できる
「The Sandbox」は無料でプレイできることがわかりました!やってみようか迷っている人は、まずアカウントを作成してみてGame Makerで遊べるゲームをプレイしてみましょう。
現在、アルファシーズン3が公開していて、誰でも無料で様々なゲームを楽しめるので、この機会にThe Sandboxに登録してみましょう。