コインチェックは未成年でも登録可能?
コインチェックに年齢制限はある?
結論、コインチェックは未成年での登録はできません。コインチェックに登録できるのは満18歳以上満75歳未満なので、高校生の利用は許可されていないのが現状です。
どうしても利用したい場合は、親が代わりに登録するという方法があります。また、これから仮想通貨を始めるのであれば、リスクを理解した上で始めることが大切です。
本記事では、コインチェックは未成年でも登録できるかについて回答しつつ、未成年者でも利用する方法をまとめていきます。未成年者が仮想通貨取引所を利用する際の注意点もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
コインチェック(Coincheck)は未成年での登録・口座開設が不可
冒頭でもまとめたように、コインチェックは未成年での登録ができません。コインチェックに登録・口座開設ができる年齢は、満18歳以上満75歳未満となっています。
以下に該当する方の口座開設は、現在受け付けておりません。
- 18歳未満
- 75歳以上
- 日本国外に居住
もともとコインチェックは、満20歳以上であれば登録・口座開設が可能でした。しかし、2022年4月に「民法の一部を改正する法律」が施行され、2022年7月19日に満18歳・満19歳でも登録ができるようになったのです。
参考:PR TIMES|成年年齢の引き下げに伴う当社の対応について
高校生は利用できないものの、大学生であればコインチェックに登録・口座開設はできます。法改正によって未成年者の年齢層が変更になったので、注意が必要です。
未成年者がコインチェック(Coincheck)を利用する方法
高校生などの未成年者は、コインチェックに登録できません。どうしても利用したい場合は、親や身近な大人に協力してもらって口座開設を代理してもらう必要があります。
代理でコインチェックに登録・口座開設をしてもらい、日本円を渡して代理で購入してもらうしかありません。親の許可が必要になるので、協力してもらうようお願いしてみましょう。
親が積極的に仮想通貨に投資をしているなら、勉強という名目で協力してくれるかもね!
未成年者でも登録できるコインチェック(Coincheck)以外の取引所はある?
一般的に、未成年者は仮想通貨取引所に登録できません。しかし、以下の取引所であれば、未成年者でも登録・口座開設が可能です。
- BTCBOX
- 海外取引所
それぞれ詳しく解説していきます。
BTCBOX
未成年者でも登録可能な国内取引所は、BTCBOXのみとなっています。BTCBOXはセキュリティの高さとサーバーの安定性に定評があり、ビットコイン融資という珍しい制度を設けている取引所です。
以下の条件を満たしていれば、未成年でも口座開設ができます。
- 未成年口座の取引を行う人は取引責任者の親権者
- 未成年申込者は同意する親権者と同居している
- BTC融資サービスは対象外サービス
また、一般的な口座開設とは違って、本人確認書類に加えて以下の書類も提出が必須となります。
- 親権者の同意書
- 親権者との続柄確認書類
- 親権者の本人確認書類
親権者が同意しているかを確認するため、親権者に電話がかかってきます。親の協力が必要となるので、事前に伝えておくと良いでしょう。
海外取引所
海外の取引所によっては、未成年者の登録・口座開設を受け付けているケースも少なくありません。メールアドレスとパスワード、アカウント名を登録するだけで、口座開設が完了する場合もあります。
ただし、海外取引所は国内とは違った法律や規制が存在するので注意が必要です。他にも無登録業者も多く、詐欺やハッキングなどのリスクもあります。
親に対して迷惑がかかる可能性もあるので、フォロー体制がしっかりとした国内取引所にて投資経験を積み、慣れてから利用するのが懸命です。
未成年者がコインチェック(Coincheck)を含む取引所を利用する際の注意点
親や大人の協力があれば、未成年者でも仮想通貨取引所を利用することは可能です。ただし、コインチェックを含む取引所を利用する際には、以下の点に注意しなくてはいけません。
- 知識がない状態でいきなり始めない
- 利益が生まれたら確定申告が必要になる
- レバレッジ取引をいきなり行わない
- 仮想通貨系の教材やオンラインサロンには要注意
- 資産盗難やハッキングリスクを理解しておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
知識がない状態でいきなり始めない
仮想通貨の取引は、知識がない状態でいきなり始めてはいけません。興味本位で始めてしまった結果、大切に貯めていたお金がなくなるという事例は非常に多いです。
また、未成年者が取引所を利用するには親の協力が必要不可欠です。正しく理解した上で取引を進めないと、親に対して迷惑がかかる可能性もあります。
ビットコインやイーサリアムなど、投資をしたい仮想通貨に対する知識を蓄え、特徴を理解しておくことが大切です。
利益が生まれたら確定申告が必要になる
仮想通貨で得た利益は雑所得となり、1年で20万円以上の利益が発生したら確定申告が必要になります。雑所得の計算方法は、「(利益)ー(購入金額)ー(経費)」です。
もし確定申告が必要となると、親が申請をしなくてはいけません。確定申告を忘れてしまうと、脱税扱いとなってしまいます。
そのため、どれくらいの利益が得られたのかは逐一チェックしておくことが大切です。
レバレッジ取引をいきなり行わない
仮想通貨の取引に慣れていない状態で、いきなりレバレッジ取引を行うのはやめておきましょう。レバレッジ取引とは、少ない元手でも数倍の金額で取引する方法です。
少ない元手で大きなリターンが獲得できるチャンスがあるものの、大きな損失が発生する可能性もあります。未成年者の場合、生まれた損失は親が肩代わりする結果になりかねません。
そのため、最初は現物取引にて経験を積んでから、レバレッジ取引に取り組むようにしましょう。レバレッジ取引を始めても、まずは小さいレバレッジから始めるのが得策です。
仮想通貨系の教材やオンラインサロンには要注意
仮想通貨がブームになって以降、仮想通貨に関する教材を販売したりオンラインサロンを始める人が増えました。しかし、中には初心者をターゲットにする悪徳業者も存在し、詐欺にあうという事件があとを絶ちません。
未成年で仮想通貨を始める人は少ないことから、ターゲットに選ばれる可能性も高いです。そのため、教材を買うときやオンラインサロンに入る時は、事前に口コミなどで周りの意見を調査しておきましょう。
詐欺被害が最も多いジャンルでもあるので、リスク管理が非常に大切だよ!
資産盗難やハッキングリスクを理解しておく
仮想通貨はブロックチェーン技術を使って、強固なセキュリティで守られています。しかし、取引所によってはハッキング被害によって通貨が盗まれるという事件がありました。
コインチェックでも、2018年に仮想通貨ネム(NEM)が盗まれるという事件がありましたね。
被害額は約580億円だから、当時は大きなニュースになったよね。
コインチェックは事件後、二段階認証やコールドウォレットを採用するなどして、セキュリティ対策に力を入れています。ただし、絶対盗まれないという保証はないので、リスクを理解した状態で取引を行うようにしましょう。
満18歳以上であればコインチェック(Coincheck)に登録してみよう!
まとめとして、コインチェックは未成年での登録はできません。コインチェックに登録できるのは満18歳以上満75歳未満なので、高校生の利用は許可されていないのが現状です。
どうしても利用したい場合は、親が代わりに登録するという方法があります。これから仮想通貨を始めるのであれば、リスクを理解した状態で始めることが大切です。
登録手順は以下の通りとなります。
- コインチェックの公式HPへと進む
- 登録手続きを済ませる
- 本人確認書類を用意して、口座開設を済ませる
満18歳以上であればコインチェックの利用はできます。年齢的に問題がなければ、以下から登録手続きを進めてみてください。