ビットポイントの「貸して増やす」ってどんなサービス?
ビットポイントの「貸して増やす」のメリット・デメリットは?
ビットポイントの「貸して増やす」とは、仮想通貨を貸し出して利益を狙うレンディングサービスになります。銀行の普通預金や定期預金よりも高い利率なので、資産を増やすことも可能です。
本記事では、ビットポイントの「貸して増やす」サービスの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。申し込み方法についてもまとめているので、利用を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
ビットポイント(BITPoint)の「貸して増やす」とは?
冒頭でもお話したように、ビットポイントの「貸して増やす」は、仮想通貨を貸し出して利益を狙うレンディングサービスになります。仮想通貨を貸し出せば、契約期間終了時に一定の利率に基づいた賃借料を受け取ることが可能です。
そもそもレンディングとは、株式や債券などの有価証券を貸し出して、見返りとして利子を受け取る仕組みを意味するよ。
以下に、ビットポイントの「貸して増やす」サービスの概要をまとめました。
サービス名 | 貸して増やす |
対象の暗号資産 | ビットコイン(BTC) トロン(TRX) リップル(XRP) イーサリアム(ETH) ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) ベーシックアテンショントークン(BAT) エイダ(ADA) ジャスミー(JMY) ポルカドット(DOT) チェーンリンク(LNK) ディープコイン(DEP) アイオーエスティー(IOST) |
貸借料率 | 募集毎に固定 (※1〜5%) |
貸借期間 | 募集毎に固定 |
貸借料の計算方法 | 1年を365日として日割りで計算 |
返還・貸借料支払日 | 貸借期間終了日の翌営業日 |
自動更新 | 可能 |
「貸して増やす」サービスは、ビットポイントで口座開設をしている人全員が利用可能です。2022年8月時点で、ビットポイントは13種類の仮想通貨を取り扱っており、全ての通貨がサービスに対応しています。
また、申し込みできる仮想通貨は募集期間によって異なり、先着順または抽選で申し込みできるかが決まります。「貸して増やす」の新規募集は、ビットポイントから届くメールマガジンやお知らせにて通知があるので、事前に口座開設をしておくと良いでしょう。
ビットポイント(BITPoint)の「貸して増やす」のメリット
ビットポイントのレンディングサービス「貸して増やす」には、以下のメリットがあります。
- 銀行に預けるよりも利率が高い
- 余計な手間をかけずに資産を増やせる
- 売買のタイミングを自分で決めなくて良い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
銀行に預けるよりも利率が高い
ビットポイントの「貸して増やす」サービスは、銀行よりも利率が高いという特徴があります。例えば、大手銀行の金利を紹介すると以下の通りです。
銀行名 | 普通預金金利 | 定期預金金利 |
みずほ銀行 | 0.001% | 0.002% |
三井住友銀行 | 0.001% | 0.002% |
三菱UFJ銀行 | 0.001% | 0.002% |
銀行に預けても金利はわずか0.001%でして、100万円をもし預けたとしても普通預金だとわずか10円しか増えません。一方で、ビットバンクの金利は1〜5%程度で、100万円分の仮想通貨を貸し出せば1万円〜5万円の利益を生み出せます。
保有している仮想通貨を増やせる
仮想通貨の数量は、ただ保有しているだけでは増えません。通貨の数量を増やしたい場合は、取引所のレンディングサービスを利用する必要があります。
ビットポイントの「貸して増やす」は大きな利益が狙えないものの、貸し出す仮想通貨の数量に応じて着実に資産を増やすことが可能です。
売買のタイミングを自分で決めなくて良い
仮想通貨は常に価格変動が起きることから、相場が大きく変動するたびに売ったり買ったりを繰り返す人も少なくありません。しかし、常に相場をチェックして売買を行うのはかなりのストレスを感じます。
一方、「貸して増やす」サービスを利用すれば、申し込みをした後の操作が必要はありません。売買のタイミングは自分で決めなくていいので、レンディング初心者でも安心して利用できます。
ビットポイント(BITPoint)の「貸して増やす」のデメリット・注意点
ビットポイントのレンディングサービス「貸して増やす」には、以下のデメリットがあります。
- 途中解約ができない
- ビットポイントが破綻すると貸した仮想通貨が変換されない可能性もある
- 貸出中に仮想通貨の価格が大きく変動する可能性もある
- 申し込み受付が先着順か抽選
それぞれ詳しく見ていきましょう。
途中解約ができない
ビットポイントの「貸して増やす」サービスは、途中解約ができません。もし途中で解約をしたいとなった場合も、契約期間が満了になるまでは解約できないので注意が必要です。
ただし、申込の取り消しは申込期間終了日の3営業日前まで可能となっています。
ビットポイントが破綻すると貸した仮想通貨が変換されない可能性もある
「貸して増やす」サービスにおける取引所との契約は、無担保の消費賃借契約です。そのため、ビットポイントが経営破綻した場合、貸した仮想通貨が変換されない可能性があります。
そのため、保有している仮想通貨全てを貸し出すのではなく、一部を貸し出してリスク分散をしておくことが大切です。
貸出中に仮想通貨の価格が大きく変動する可能性もある
仮想通貨は常に価格変動が起きています。購入した仮想通貨の価値が大幅に上昇することもあれば、大幅に下がることもあるのです。
もし仮想通貨の価値が大幅に下がった状態だと、貸出時の価格を大きく下回り、大きな損害が発生する可能性もあります。ビットポイントの「貸して増やす」は、一度貸し出した仮想通貨は賃借期間が過ぎるまで引き出せないので、利用する際には注意が必要です。
申し込み受付が先着順か抽選
ビットポイントの「貸して増やす」サービスは、申し込み受付が先着順か抽選となっています。すぐに申し込みができる場合もありますが、すでに申し込みが終了している場合もあるので注意が必要です。
さらに、募集内容によっては希望する仮想通貨の貸出ができない場合もあります。貸し出す仮想通貨の種類は、基本的にビットポイント側に委ねられてしまうのです。
そのため、「貸して増やす」サービスを利用する際には、募集内容に合わせて仮想通貨を用意するようにしましょう。
ビットポイント(BITPoint)の「貸して増やす」の申し込み方法
ビットポイントの「貸して増やす」の申し込みは、以下の手順通りに進めていけば簡単にできます。
- ビットポイント(BITPoint)の口座開設を行う
- 日本円で仮想通貨を購入する
- 「貸して増やす」の申し込みを行う
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ビットポイント(BITPoint)の口座開設を行う
ビットポイントの公式HPへと進み、画面右上にあるメニューボタンから「口座開設」をクリックしましょう。
アカウント情報の入力して手続きを進めていけば、ビットポイントの登録は完了します。その後、口座開設を行うために本人確認手続きを済ませましょう。
本人確認には、「運転免許証」「マイナンバーカード」「在留カード」いずれかが必要となります。スマホのカメラにて撮影が完了したら、あとは審査を待つのみです。
最短即日で口座開設できるので、審査が完了するまで今しばらく待ちましょう。
日本円で仮想通貨を購入する
口座開設が完了したら、日本円を入金して仮想通貨を購入しましょう。日本円の入金は、「振込入金(銀行振込)」「即時入金(ネットバンキングでの入金)」から選択できます。
日本円の入金は、振込手数料が無料となる「即時入金」がおすすめですよ!
入金が完了したら、メニュー内にある「コインを買う」を選択して希望する仮想通貨を購入しましょう。「貸して増やす」サービスを利用するなら、今現在募集している仮想通貨を購入するのがおすすめです。
「貸して増やす」の申し込みを行う
「貸して増やす」サービスの新規募集を行っているなら、申し込みをしていきましょう。
手順は以下の通りです。
- ビットポインHPを開く
- メニューから「貸して増やす」を選択して「申込」をクリック
- 貸し出したい通貨を選び、「申込」をクリック
- 申込したい仮想通貨の数量を入力
- 自動更新を希望する場合は「再貸出申込」にチェック
- 賃借料率・貸出期間をチェックして「申込」をクリック
申し込む通貨によって利率が設定されているので、申し込みをする際にはチェックしておくようにしましょう。
また、貸出状況はメニューにある「貸して増やす」を選択し、「貸出状況」をクリックすることで確認できます。
ビットポイント(BITPoint)の「貸して増やす」に関するよくある質問
最後に、ビットポイントの「貸して増やす」サービスに関する、よくある質問に回答していきます。
- 申し込みを取り消すことは可能?
- 賃借料の計算方法は?
- 「貸して増やす」で得た賃借料の税金はどうなる?
- 貸出期間が終了しても継続して貸し出すことは可能?
申し込みを取り消すことは可能?
「貸して増やす」サービスは、申込期間終了日の3営業日前までなら取消可能です。「貸出状況」にて通貨の数量を0に変更するだけで手続きが完了します。
もし3営業日を過ぎると、途中解約ができなくなるので注意しましょう。
賃借料の計算方法は?
賃借料の計算方法は、「貸し出す仮想通貨の数量×貸借期間(日数)×貸借料率÷365日」となります。
ビットポイントが出す賃借料のシミュレーションを利用すれば、簡単に割り出すことが可能です。
シミュレーションを活用すれば、賃借期間と賃借料率、所有している仮想通貨の数量を記載することでどれくらいの利益が得られるかが判明します。
「貸して増やす」で得た賃借料の税金はどうなる?
賃借料だけでなく仮想通貨にて20万円以上の利益を得ている場合、稼いだ賃借料にも税金がかかります。得た利益によって税金も異なるので、最寄りの税務署にて確認をするようにしましょう。
貸出期間が終了しても継続して貸し出すことは可能?
貸出期間が終了しても、継続して貸し出すことは可能です。「貸して増やす」サービスを申し込みする際に、「再貸出申込」にチェックを入れれば継続してサービスが利用できます。
もし継続の貸出をストップしたい場合は、メニュー内にある「貸出状況」にて「再貸出申込」の欄のチェックを外しましょう。ただし、貸出終了日の5日前の16時までに申請をしないと、継続のストップができないので注意が必要です。
まとめ
ビットポイントの「貸して増やす」サービスの特徴やメリット・デメリット、申し込み方法について詳しくまとめていきました。
ビットポイントの「貸して増やす」とは、仮想通貨を貸し出して利益を狙うレンディングサービスになります。銀行の普通預金や定期預金よりも高い利率なので、資産を増やすことも可能です。
募集は先着順、または抽選となっているので口座開設をしておき、いつでも申し込みできる状態にしておきましょう。