ビットポイントのスプレッドって広いの？
仮想通貨取引では、様々な手数料が発生します。その中にスプレッドと呼ばれるものが含まれていることをご存じでしょうか？
初めて仮想通貨取引を行う場合、スプレッドについて知らないと、大きな損をしてしまいます。
今回は、ビットポイントのスプレッドが他の取引所と比べてどれくらいなのかを明確にし、スプレッドを抑える方法について解説していきます。
- スプレッドとは、売値と買値の差額
- スプレッドは、販売所利用時の実質的手数料
- スプレッドは狭い方が取引コストを抑えられる
- ビットポイントのスプレッドは広めに設定されているが、その他手数料が抜群に安い
- ビットポイント利用時は、板取引を中心に行うことで取引コストを抑えることができる
スプレッドとは？
スプレッドとは、売値と買値の差額のことです。
ビットポイントなどの取引所に対して通貨を取引する時、取引所側が決めた買値と売値に従って取引をします。
それぞれ売値と買値を決めるので、取引所によってスプレッドの広さに差が出てきます。
このため、スプレッドが狭い（差額が小さい）取引所を選ぶことで、取引コストを抑えることができるのです。
スプレッドが発生する取引所相手の取引方法は、販売所方式と呼びます。
取引相手がユーザーの場合、ユーザーが売値や買値を決めるためスプレッドは発生しません。
この取引方法を取引所方式（板取引）と呼びます。
BITPOINT（ビットポイント）のスプレッドはどれくらい？主要取引所と徹底比較
売値と買値を比較して、主要取引所とビットポイントのスプレッドを比較してみましょう。
ビットポイントのスプレッドが、どれくらいなのかわかってくるはずです。
※各スプレッド比較表は、日本暗号資産取引業協会が公開している各通貨の参考価格をもとに作成しています。
ビットコイン（BTC）のスプレッド比較
ビットポイントのBTCスプレッドは、ちょうど真ん中くらいの開きです。
スプレッドが狭い3つの取引所と比べると、かなり広い印象を受けますね。
時期やタイミングによってスプレッドは変化しますが、ビットポイントのBTCスプレッド順位はあまり変動していません。
イーサリアム（ETH）のスプレッド比較
イーサリアムにおいては、スプレッドが最も広いという結果になりました。
1年間を通して比較しても、この順位に大きな変動はありません。
このため、ビットポイントのETHスプレッドは国内取引所の中でも広いと言えます。
リップル（XRP）のスプレッド比較
リップルも他取引所と比較すると、スプレッドが広くなっていることがわかります。
イーサリアム同様、ビットポイントのXRPスプレッドの順位変動は1年を通してもあまり見られませんでした。
BITPOINT（ビットポイント）のスプレッドを抑える方法
他取引所と比較すると、ビットポイントのスプレッドは広く設定されていることがわかりました。
しかし、心配することはありません。
広いスプレッドを抑えながら、仮想通貨取引をする方法があるのです！
ここでは、ビットポイントのスプレッドを抑える2つの方法を紹介します。
取引の数を減らす
販売所を使う時は、取引回数を減らすことでスプレッドを抑えることができます。
一度買ったら何年間も売らないという長期保有なら、スプレッドもあまり気になりません。
頻繁に売買するショートトレードの時は、スプレッドが毎回かかってしまうので取引所を利用するようにしましょう。
販売所ではなく取引所にて板取引を行う
スプレッドが発生する販売所を使わずに、取引所で板取引をする方法がおすすめです。
ビットポイントは取引手数料が無料なので、板取引なら余計なコストをかけずに仮想通貨を売買できます！
BITPOINT（ビットポイント）のスプレッド以外にかかる手数料一覧
実はビットポイントのスプレッドが広いのには、理由があります。
その他の手数料がほとんどかからないのです！
スプレッド以外に発生する手数料の安さは、他の取引所と比べても群を抜いています。
仮想通貨送金手数料が無料なので、海外取引所を利用する時に非常に便利です。
| 手数料 | 金額 |
|---|---|
| 取引手数料 | 無料 |
| 法定通貨即時入金サービス | 無料 （PayPay銀行、住信SBI銀行、イオン銀行） |
| 銀行振込入金 | 振込手数料発生 |
| 出金手数料 | 振込手数料発生 |
| 仮想通貨入金 | 無料 |
| 仮想通貨送金 | 無料 |
BITPOINT（ビットポイント）のスプレッドについてよくある質問
ビットポイントのスプレッドについて、よくある質問にお答えします。
BITPOINT（ビットポイント）のスプレッドの特徴は？
ビットポイントのスプレッドは、他取引所と比較すると広めに設定されています。
しかしその分、他の手数料がほとんどかからないので、販売所を使わなければかなり使いやすい取引所だと言えます。
スプレッド以外のビットポイントの特徴については、別記事をご覧ください。
スプレッドが大きく変動する理由は？
スプレッドが大きく変動する理由やタイミングは、大まかに3つあります。
- 通貨の流動性が低い
- 相場が急激に動いている
- 需要と供給のバランスが崩れている
ユーザーの取引が頻繁に行われていれば、スプレッドは狭くても取引所の利益は発生します。しかし、取引が少ない状態だとその分利益が発生しなくなるため、スプレッドが広くなっていきます。
さらに相場が急激に動いている時も、スプレッドは大きく動くと言われています。このため、相場が乱高下している時の販売所利用は注意が必要です。
需要と供給のバランスが崩れることで、流動性に大きな影響が出るためスプレッドが広がる傾向も見受けられます。
このようにスプレッドが大きく開くタイミングでは、販売所利用を避けると良いでしょう。
BITPOINT（ビットポイント）スプレッド まとめ
ビットポイントのスプレッドは、他取引所と比べて広めに設定されていることがわかりました。
このため、販売所を利用する際は注意が必要です。
一方で、本来発生するはずの手数料がほとんど無料という大きな魅力があります。
次の3つのポイントを押さえれば、ビットポイントは国内取引所の中でも取引コストを最小限に抑えて利用可能です。
- 取引所を使う
- 提携銀行（PayPay銀行・SBI住信銀行・イオン銀行）から無料で入金
- 海外取引所からの送受金に使う
これで、ビットポイントのスプレッドを気にせずに仮想通貨取引ができます。是非、チャレンジしてみましょう！
