
OpenSeaで作ったNFTが送れない原因は?

OpenSeaで作ったNFTが送れないときの対策法は?
OpenSeaで作ったNFTは、他のアカウントに送る(Transfer)することが可能です。しかし、自分のNFT作品をGiveway(プレゼント)しようと思ったけど、うまく送れないという人も少なくありません。
送れない理由として、送信先のアドレスミスやネットワーク・ブロックチェーンが不安定であることが主な原因です。しかし原因がわかれば後は対策をするだけでなので、すぐにNFTを送れるようになります。
そこで本記事では、OpenSeaで掲載したNFTを送れない原因と対策法を紹介していきます。送れない時に見えておくべきチェックリストも用意しているので、ぜひ参考にしてみてください。
NFTの送り方は、「OpenSea(オープンシー)NFTの送り方&受け取り方!」にてまとめています。こちらの記事を読んでもNFTが送れなかった場合に、ぜひ本記事を読み進みてみてください。
OpenSeaで作ったNFTが送れない原因と対策法
OpenSeaで作ったNFTがウォレットに送れない原因をまとめると、以下の通りです。
- ウォレットアドレスの入力が間違っている
- 違うアカウントに送ってしまった
- ネット環境が不安定になっている
- NFTの送信を認証する前に別の画面を開いてしまった
- 重複して送っている
- メタマスクの承認が完了していない
- ブロックチェーンがメンテナンス状態で送れない
それぞれどういった意味か、詳しく解説していきます。
原因①ウォレットアドレスの入力が間違っている
OpenSeaで作ったNFTが送れない原因として最も多いのは、「ウォレットアドレスの入力間違い」です。もしウォレットアドレスが間違っていると、エラーが表示されます。
例えば、TwitterにてNFTのGiveway企画を開催した際に、アドレスの入力ミスをする人は多いです。正しいアドレスが入力されていても、最後に空白が入っているとエラーがでます。
ウォレットアドレスの入力ミスが原因であれば、送る相手側に確認をとるようにしましょう。再度送ってもらい、それでも送れない場合は空白がアドレスの最後に入っている可能性が高いです。
正しいアドレスを入力することで、NFTを送れます。
原因②違うアカウントに送ってしまった
OpenSeaのNFTが送れない原因の1つとして、「違うアカウントにNFTを送ってしまっている」があります
NFTを始めている人は、ウォレットとしてメタマスク(MetaMask)を活用していることがほとんどです。メタマスクは複数のアカウント作成が可能で、それぞれ違ったアドレスを所有できます。
もしメインではなく間違ってサブアカウントのアドレスを受け取ると、サブアカウントにNFTが送られます。「メインのアドレスだと思ったら、間違ってサブのアカウントのアドレスを伝えていた」という人も多いです。
対策方法として、他のアカウントに保存されていないか送る相手に確認をとってみましょう。すでに送信が完了しているなら、サブアカウントに保存されている可能性が高いです。
NFTを送る側のサブアカウントにNFTが保存されているなら、送信は完了しているので問題ありません。
原因③ネット環境が不安定になっている
OpenSeaのNFTが送れない原因の1つとして、「ネット環境が不安定になっている」があります。NFTはネット上で送ることから、送信している最中にネット上で不具合が起きるとエラーが起きてしまうのです。
有線であれば問題ありませんが、Wi-Fiなど無線にてネットを繋いでいる場合、ネット環境が不安定になることも少なくありません。特に、外出先の無料Wi-Fiなどを利用するとエラーがおきがちです。
ネット環境が整っていれば、問題なくNFTを送ることが可能です。そのため、有線でネットを繋いだりネット環境が良い場所で再度OpenSeaのNFTを送ってみましょう。
ネットがサクサク動く場所であれば、問題なくウォレットアドレスにNFTを送信できます。
原因④NFTの送信を認証する前に別の画面を開いてしまった
OpenSeaのNFTが送れない原因の1つとして、「NFTの送信を認証する前に別の画面を開いてしまった」があります。NFTのGiveway企画を開催する場合、ガス代がかからないという理由でポリゴンチェーンを選ぶ人は少なくありません。
ただし、ポリゴンチェーンにてNFTを相手側に送る場合、送信が完了するまでに少しだけ時間がかかります。もし認証中に別の画面に移動してしまうと、認証されずに終わってしまうという結果になってしまうのです。
認証されない限りNFTの送信はされないので、結果的にOpenSeaで作ったNFTが送れないという結果になってしまいます。
ブロックチェーンによって、NFTの送信における認証時間は異なります。イーサリアムであればすぐに送信できますが、他のブロックチェーンの場合だと遅延する可能性が高いです。
そのため、NFTの送信が認証されるまで待機するようにしましょう。認証中に別のアクションを起こさないようにすれば、OpenSeaで作ったNFTを送ることが可能です。
原因⑤重複して送っている
OpenSeaのNFTが送れない原因の1つとして、「重複して送っている」があります。OpenSeaで作ったNFTは、重複して送ることはできないので注意しましょう。
例えば、1つ目のNFTを送っている最中に2つ目のNFTを送ろうとしても、認証時に署名ができません。その結果、「OpenSeaで作ったNFTが送れない」という結果になってしまうのです。
OpenSeaで作ったNFTは重複して送信できないので、1つ目のNFTが相手に送信されるまで待つようにしましょう。1つ目のNFTが送信できれば、次のNFTを送ることが可能です。
原因⑥メタマスクの承認が完了していない
OpenSeaのNFTが送れない原因の1つとして、「メタマスクの承認が完了していない」があります。メタマスクにてNFTを送信する場合、最後に署名をして送信の完了を済ませる必要があります。
しかし、送信が完了したことに安心して、署名を押さずに手続きを済ませる人も少なくありません。結果的に、OpenSeaにて「There was an error in the approval. Please try again.」というメッセージが来ます。
意味としては、「送信の承認ができなかったので、再度送ってください」という意味合いになるので注意が必要です。
承認が完了していなかっただけなので、もう1度メタマスクにて送信手続きをすれば問題ありません。再度OpenSeaを開き、同じ手順でNFTを再送した後にメタマスクにて署名をしましょう。
署名が完了すれば、NFTの送信は完了します。
原因⑦ブロックチェーンがメンテナンス状態で送れない
OpenSeaのNFTが送れない原因の1つとして、「ブロックチェーンがメンテナンス状態で送れない」があります。イーサリアムやポリゴンなどのブロックチェーンは、稀にメンテナンスを行っています。
メンテナンス中はNFTの取引ができないことから、NFTが送れないという結果になるのです。
対策方法としては、メンテナンスが終わるまで待つしかありません。時間が経てばメンテナンスが完了するので、今しばらく待ちましょう。
OpenSeaの画面上に「The Polygon Network is under maintenance that could lead to downtime.」という言葉が出なくなれば、メンテナンスは終了しています。
OpenSeaでNFTが送れない時に見ておくべきチェックリスト
最後に、OpenSeaでNFTが送れない時に見ておくべきチェックリストをまとめていきます。以下に当てはまるのであれば、先述した対策法で解決できます。
- ウォレットアドレスの入力に間違いがないか
- 違うアカウントにNFTを送っていないか
- ネット環境が不安定な場所でNFTを送っていないか
- NFTの送信を認証する前に別の画面を開いていないか
- 1つ目のNFTを送っている最中に2つ目を送ろうとしていないか
- メタマスクの承認は完了しているか
- ブロックチェーンがメンテナンス状態になっていないか
もし上記に1個も当てはまらない場合、OpenSea側にて問題が生じている可能性もあります。OpenSeaではサポートセンターを設けているので、メールなどで確認を取ってみましょう。
まとめ
OpenSeaで作ったNFTが送れない原因と対策法を解説していきました。
自分のNFT作品をGiveway(プレゼント)しようと思ったけど、うまく送れないという人も少なくありません。送れない理由は人それぞれですが、主には送信先のアドレスミスやネットワーク・ブロックチェーンが不安定であることが原因です。
原因がわかれば、あとは対策をしていくだけなので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。