Sweatcoinがまもなく上場!爆益のチャンスはやってくる?

スウェートコイン_上場

みなさん、Sweatcoin(スウェットコイン)はプレイしていますか?

2022年に入ると、大いに盛り上がったSTEPNを皮切りに、歩いて仮想通貨を稼ぐ「Move to Earn」と呼ばれるサービスが次々に現れました。

SweatcoinもMove to Earnの一種です。そして最近、Sweatcoinに関するニュースが立て続けに発表されました。2022年9月12日に取引所へ上場予定、そして約17億円の資金調達を完了したことも明らかになりました。

画像出典:Sweatcoin

ところが、すでにSweatcoinをプレイ済みの方はご存知の通り、現時点でSweatcoinを通じて稼げるトークン「SWEAT」は金銭的な価値を持っていません。つまり、厳密には「Move to Earn」とは言い切れないサービスでもあります。

この記事ではSweatcoinを具体例として、「トークンの価値とは何なのか」「なぜ仮想通貨の世界ではいきなり爆益銘柄が現れるのか」について解説します。

「トークン=金銭的価値がある」とは限らない

仮想通貨の世界では「トークン」という言葉をよく耳にします。Move to Earnのサービスでは、そのサービスを提供している企業等が発行するトークンを稼ぐことができます。

トークンとは、何らかの意味を持った情報の塊をさします。例えば仮想通貨(暗号資産)は、「金銭的な価値を持つ」という意味を持ったトークンです。トークンと仮想通貨の定義を比較すると、次のようになります。

  • トークン(意味がある何らかの情報を持つが、それは必ずしも「金銭的価値」とは限らない)
  • 仮想通貨(「金銭的価値」という意味を持つ)

そして、Sweatcoinを通じて稼げるSWEATはトークンではありますが、現時点では金銭的価値がないため、仮想通貨と呼ぶことはできません。

では、トークンに金銭的な価値がつくには何が必要なのでしょうか?

取引所に上場することで価格が決まる

トークンに金銭的価値、すなわち価格をつけるのは市場です。トークンが仮想通貨取引所に上場して、売買が可能になることでトークンは市場の目にさらされて価格がつきます。

SWEATに金銭的価値がないのは、まだ取引所に上場していないためです。

今のSWEATは、Sweatcoinのサービス内ではAmazonの商品購入時の割引やAirPods等の商品との交換に利用できますが、これはあくまでサービス内に限った話です。

ところが9月12日に上場を果たせば、SWEATは市場で他の暗号資産と交換できるようになります(交換できる通貨は不明)。そして、他の暗号資産との交換を通じて、間接的にドルや円などの法定通貨とも交換が可能になります。

つまりトークンは、上場という過程を経て初めて自由な取引が可能になり、金銭的価値がつくのです。

新規上場は爆益銘柄が現れるきっかけの1つ

仮想通貨の世界では、一瞬にして価値が数百倍、数千倍、時にそれ以上の上昇を見せる銘柄が現れます。

その理由は様々ですが、原因の1つは「トークンの新規上場」によるものです。

上場するまでは、トークンにどれだけの価値があるか誰にもわかりません。そもそも、未上場の時点では金銭的価値はゼロですから。

ところが、上場した後に市場が「このトークンは非常に価値がある」と判断すれば、高額で取引される可能性があります。そして、市場の期待が大きければ大きいほど、トークン価格は青天井で伸びていくこともあります。

仮想通貨のことをよく知らない人は、「いきなり価格が数千倍に上昇するなんて不気味」と感じるかもしれません。

ですが、そのトークンの発行元が提供しているサービスが優れたものであれば、いきなり高額で取引されることもごく普通に起こりえます。

今回のSweatcoinの事例では、Sweatcoinというサービス自体が非常に価値があり、今後も伸びていくと市場が判断すれば、SWEATは高額で取引されるかもしれません。

一方、サービスとしてのSweatcoinに魅力はあまりないと判断されれば、SWEATの価格はそれほど伸びない可能性もあります。

乗れるチャンスには乗った方がいい?

本記事の内容をまとめると、以下のようになります。

  • トークンは、それ自体が必ずしも金銭的価値を持つとは限らない
  • 上場することでトークンは市場で売買可能になり、初めて金銭的価値がつく
  • トークンの新規上場タイミングで高い価格がつけば「爆益銘柄」になる可能性もある
  • どれくらいの価格がつくかは、サービスの魅力次第

これらを踏まえてお伝えしたいことは、「今は価値がなく見えるものも、後からものすごい価値がつくかもしれない」「だから、乗れるチャンスには乗っておいた方がいい」ということです。

SWEATはいまは確かに無価値です。そして、上場後に必ずしも高額で取引されるかはわかりません。

しかし、冷静に考えるとSWEATを入手するリスクはゼロです。なぜなら、Sweatcoinは無料でプレイできるからです。

あなた目線では無価値に見えるものであっても、価値を決めるのはあくまで市場です。そして、市場が大きな価値をつける可能性があるトークンを、今はリスクゼロで稼ぐことができる。このチャンスに乗らない理由はないのではないでしょうか。

もちろん、上場後のトークンの売買にはリスクがあります。これはどの銘柄にも言えることです。

リスクが発生する状況では慎重な判断が必要ですが、リスクがない状況であれば「乗れるチャンスにはとりあえず乗っておく」くらいの姿勢を持つことが、大きなチャンスを掴むことにつながるかもしれませんね。