OpenSeaのアカウントを複数作って使い分けたいなぁ
OpenSeaのアカウントを、購入用や販売用などの用途によってアカウントを使い分けられたら便利ですよね。
今回は、メタマスクを使ってOpenSeaに登録した場合の複数アカウントの作り方について紹介していきます。
本記事を読めば、OpenSeaで複数のアカウントの作成や削除が自由自在にできるようになります。
注意点もありますが、操作自体は簡単なので、ぜひトライしてみましょう。
OpenSeaでは複数のアカウント管理ができます。
アカウントはウォレットに紐づいています。
ウォレットのアカウントごとにOpenSeaのアカウントが作成できる仕組みです。
OpenSeaで2つ目のアカウントを作成するために、メタマスクでも2つ目のアカウントを作ってみましょう。
メタマスクはウォレットアプリです。アカウントを複数登録できます。
画面右上の丸いマークをクリックしてください。
「アカウントを作成」をクリックしてください。
「作成」ボタンをクリックしたら、以下の画面に切り替わります。
これで、メタマスクのアカウント作成は完了です。
次に、OpenSeaで2つ目のメタマスクアカウントに接続します。
そのために一旦OpenSeaをログアウトする必要があります。
OpenSea画面右上の丸いアカウントマークをクリックしてください。
展開されたメニューの中から「Log Out」をクリックしてください。
このタイミングで、画面右上の拡張機能のツールバーからメタマスクを起動してください。
そして、メタマスクのアカウントを選択しましょう。
メタマスク右上の丸いマークをクリックしてください。
展開されたメニューからアカウントを選択することができます。
メタマスクでアカウントを選んだら、後ろにOpenSeaのウォレット選択画面が表示されているはずです。
その中の選択肢から、一番上のメタマスクをクリックしてください。
次は、2つ目のアカウントの登録情報を設定します。
このタイミングで、メタマスクの2つ目のアカウントに紐づけられたOpenSeaのアカウント画面が起動します。
(起動しない場合は、ブラウザの更新ボタンを押してみましょう)
画面右上の丸いマークをクリックしてください。展開されたメニューから「Settings」をクリックしてください。
プロフィール画面が表示されるので、アカウントに必要な情報を入力して、下の方にある「Save」をクリックします。これで2つ目のアカウント設定は完了です。
新しく作ったアカウントは後で削除できない
OpenSeaで新しくアカウントを作成するときは、後で「削除」ができないことに注意しましょう。
ブロックチェーンの性質上、一度作成したものは非表示にはできても削除はできないのです。
メタマスクのアカウントも同様です。
「シークレットリカバリーフレーズ」と「秘密鍵」の管理を徹底する
アカウントを非表示にする場合は「シークレットリカバリーフレーズ」が必要となります。また、アカウントの非表示を行う場合、「シークレットリカバリーフレーズ」とは別に「秘密鍵」が必要となる場合もあります。
どちらも管理は徹底的に行いましょう。
また、シークレットリカバリーフレーズは、メインアカウントへのログインにも必要なものです。取り扱いは十分注意しましょう。
OpenSeaのアカウントの切り替えは、OpenSeaとメタマスクでアカウント切り替えを2段階で行います。
画面右上の丸いマークをクリックすると、メニューが展開されます。
その中から「Log Out」をクリックしてください。
画面右上のGoogleのツールバーからメタマスクを起動してください。
そして、切り替えたいアカウントを選択してします。
以下の画面でが表示されたら、メタマスクをクリックしてください。
すると、先ほどメタマスク上で選んだアカウントで作られたOpenSeaのアカウントに自動でログインされます。
OpenSeaのアカウントを削除する場合、次のどちらのパターンの削除かによって操作方法が異なります。
- OpenSeaの全アカウントを削除したい
- OpenSeaのアカウントの1つを削除したい
OpenSeaのアカウントを削除するためには、連動しているメタマスクのアカウントを削除する必要があります。
OpenSeaのアカウントを削除したいとしても、OpenSea上にアカウントを削除するオプションはありません。
OpenSeaの全アカウントを削除するためには、メタマスクごと削除する必要があります。
ブラウザから行う場合は、Google Chromeの拡張機能からメタマスクを削除すれば、OpenSeaのアカウントは表示されなくなります。
ただし、OpenSeaとメタマスクのアカウント情報は、ブロックチェーン上から完全に消えたわけではないことに留意してください。
ブロックチェーンの性格上、メタマスクの情報を完全に削除することはできません。
詳細:メタマスクヘルプ
OpenSeaで追加したアカウントを1つだけ削除したい場合も、完全にブロックチェーン上から削除することはできません。
このため、非表示にする方法を紹介します。
- 事前に必ずシークレットリカバリーフレーズと秘密鍵のバックアップが必要です。
非表示にするには、一旦メタマスクをChromeの拡張機能から削除して、シークレットリカバリーフレーズで復元します。
そうすると、メタマスクのメインアカウント(最初に作成したアカウント)のみ表示されて、それ以外は非表示となります。
これに伴って、メインアカウント以外と連動しているOpenSeaのアカウントも非表示にできます。
シークレットリカバリーフレーズは、メタマスクの導入の際にバックアップを取っているはずです。
ここではもう一度念のためバックアップをとっておきたい人のために、操作方法を説明します。
メタマスクのウィンドウの右上の丸いアイコンをクリックします。
次に、展開されたメニューの中から「設定」をクリックします。
「セキュリティとプライバシー」をクリックしてください。
「シークレットリカバリーフレーズを公開」という箇所をクリックして、フレーズをメモ帳などに書き留めて、絶対なくさないようにしてください。
シークレットリカバリーフレーズ以外に秘密鍵のバックアップも必ず行ってください。
秘密鍵とは、アカウントごとにウォレットをインポートする際に必要となるものです。
メタマスクの中で復元したいアカウントがある場合は必要な作業となります。
メタマスクのウィンドウの右上の赤枠のボタンをクリックしてください。
「アカウントの詳細」をクリックしてください。
この作業を、復元したいアカウントすべてに行いましょう。
シークレットリカバリーフレーズと秘密鍵は大切な場所に保管し、絶対に誰にも教えないようにしましょう。
OpenSeaでは複数アカウント管理ができます。
メタマスクのアカウントを増やすことで、OpenSeaのアカウントも同時に増やせます。
しかし、OpenSeaもメタマスクのアカウントも、ブロックチェーンの性質上、厳密な意味での削除は行えません。
あくまで非表示にするという方法となります。
操作としては、OpenSeaのアカウントを複数管理することは難しくないので、ぜひトライしてみましょう。