MetaMaskからBINANCEへ送金する方法を知りたい！
NFT取引やSTEPNなどのゲームを使っていると、メタマスクからバイナンスへ送金する必要が出てきます。初めてメタマスクからバイナンスへ送金する時には、事前にやり方を知っておきたいですよね。
そこで本記事では、メタマスクからバイナンスへ送金する方法を画像を用いて簡単に紹介しています。記事を読みながら送金できるようになっていますので、是非トライしてみてください。
メタマスク（Metamask）からバイナンス（Binance）へ送金する準備
仮想通貨をバイナンスに送るための下準備を２つ行います。
- バイナンスからウォレットアドレスを取得する
- ガス代用の仮想通貨を準備する
送金作業をスムーズに行うためにも、しっかり準備していきましょう。
①バイナンスからウォレットアドレスを取得する
メタマスクへ送金するためには、まずバイナンスのウォレットアドレスを取得する必要があります。送金時、メタマスク上でバイナンスのウォレットアドレスを入力する必要があるからです。
ウォレットアドレスを取得する手順は次の5つです。
- バイナンスのウォレットを開く
- フィアットと現物を選択
- 送金したい通貨を選択し「入金」をクリック
- ネットワークを選択する
- 入金用アドレスをコピーする
順番に画像付きで解説しているので、やってみましょう。
バイナンスにログイン後、トップページ右上「ウォレット」を選択します。
「ウォレット」の中から「フィアットと現物」を選択。バイナンス内の資金状況を把握できます。
画面を下の方へスクロールしていくと、送金できる通貨一覧があります。そこから送金したい通貨を探しましょう。検索窓を使って検索をかけても大丈夫です。
送金したい通貨を見つけたら、「アクション」欄の「入金」をクリックします。
ここでは「BNB=バイナンスコイン」を選択します。
仮想通貨を選択の部分がBNBになっていることを確認したら、入金先の「ネットワーク」を選択していきます。
クリックすると画像のように3つのネットワークが表示されるので、ここではBSCを選択します。
バイナンスコインは、BEP20規格のトークンなので、ネットワークはBSCを選ぶことになります。
ネットワークは通貨によって変わるので、都度どのネットワークが正しいか確認するようにしましょう。
入金用のアドレスが表示されるので、コピーしましょう。アドレスは後ほど使うので、念のためタブは開いておいてください。
仮想通貨を預け入れるための口座番号のこと。
仮想通貨は、送金元にてウォレットアドレスと金額を入力することで資産を送金します。
ガス代用の仮想通貨を用意しよう
メタマスクからバイナンスへ送金するには、送金情報をブロックチェーンに送る時に支払う手数料にあたる「ガス代」を用意します。ガス代は、送金したい仮想通貨とは別に用意しておく必要があるので、注意しましょう。
バイナンススマートチェーン上のトークンは50円以内、イーサリアム(Ethereum)チェーン上のトークンの送付には600～2,500円ほどのガス代が発生します。
ガス代の支払いは各チェーンの基軸通貨で行います。
基軸通貨は、メタマスクを開いた時に中央に大きく表示される仮想通貨のことです。
バイナンススマートチェーンであれば上記のようにBNB、イーサリアム(Ethereum)チェーンならばETHと出るはずです。
ブロックチェーンの利用手数料のこと。今回の場面では、MetaMask（メタマスク）からの送金情報をブロックチェーンに載せる際の手数料を指します。
メタマスク（Metamask）からバイナンス（Binance）へ送金する方法
2つの下準備が整ったら、いよいよメタマスクからバイナンスへ送金を行っていきます。送金の手順は、次の3つです。
- メタマスクで送金したい通貨を選択
- バイナンスのウォレットアドレスを貼り付ける
- 送金する
メタマスクを開き、送金する仮想通貨を選択します。
通貨の選択方法は2種類あります。
- 画面中央上の「送金」ボタンを選択
- 既に表示されている通貨をクリックし「送金」ボタンを選択
どちらかを選択し、送金したい通貨を選択しましょう。
準備したバイナンスのウォレットアドレスの出番です。
別タブで開いているBINANCEのページから入金用のウォレットアドレスをコピーして、検索窓に貼り付けます。
すると、送金金額と送金のガス代を指定する画面（画像）になります。
ガス代に関しては、急ぎの送金でない場合、初心者の方は触らなくて大丈夫です。
金額とガス代の入力が終わったら、「次へ」をクリックしてください。
最後に、金額とガス代を押して「確認」を押せば送金は完了です。
送金後、バイナンスのウォレットを確認して、無事に着金しているか確認しましょう。
メタマスク（Metamask）からバイナンス（Binance）へ送金できない時の対処法
メタマスクからの送金では、利用するネットワークの混雑具合により、即時反映されないこともあります。
MetaMaskからの送金処理から30分以上経っても着金されない場合は、次の3つを試してみましょう。
- ガス代が足りているかチェックする
- 送金状況をチェックする
- バイナンスのサポートに問い合わせる
ガス代が足りているかチェックする
メタマスクからの送金では、送金金額とは別に「ガス代」を支払います。この時、使用するネットワークの基軸通貨でガス代を用意できていなければ、
例えば画像のように、アカウントにテザー(USDT)が1億枚あったとしても、基軸通貨のイーサリアム(ETH)が0枚の状態なら送金は完了しません。この場合、テザーを送るためにイーサリアムチェーンを使っているため、基軸通貨がイーサリアムとなっているのです。ガス代はネットワークの基軸通貨で支払うということを覚えておきましょう。
他の仮想通貨を基軸通貨に両替してから、再度バイナンスに送金してみてください。
送金状況をチェックする
ガス代が無事に支払われているのに着金が完了しない場合は、ブロックチェーンエクスプローラーで送金の状態を確認しましょう。
右上の検索窓に、メタマスクからの送金時に発行されたトランザクションID(txid)を入れ、送金情報を検索します。
ブロックチェーンエクスプローラーは情報が多く見づらいですが、送金状態の確認では「Status」を確認するだけで大丈夫です。
「Status」が「Success」となっていれば、資産はどこかに着金しているということ、「Pending」となっていればネットワークの混雑で送金が完了していない状態です。
- 「Success」となっている時は、バイナンスのウォレットを再度確認しましょう
- 「Pending」となっている時は、完了するまで待つかガス代を上乗せしてトランザクションを早めます
ブロックチェーンで処理されたすべての送金情報を確認できる検索エンジンのこと。
バイナンス（BINANCE）のサポートに問い合わせる
ブロックチェーンエクスプローラーの「Status」が「Success」になっているのに、バイナンスの口座に着金が確認されない場合は、資産を紛失した可能性があります。
最後の手段として、バイナンスのサポートに対応を依頼しましょう。ただし、バイナンスのサポートは返金を確約するものではないことには留意しておきましょう。
バイナンスのサポートはトップページを一番下までスクロールしたフッターにあります。「サポート」の中の、「サポートセンター」をクリックしてください。
サポートセンターをクリックすると、ヘルプセンターが開かれます。
「ヘルプセンター」から、「仮想通貨が入金されていません」をクリックします。
4つの内から該当するもの選択し、必要事項を入力します。
「分かりません/上記のいずれでもありません」を選択すると、トランザクションIDの入力を求められるため用意しておきましょう。
メタマスク（Metamask）からバイナンス（Binance）へ送金する方法 まとめ
メタマスクからバイナンスへの送金方法は、次の3つの流れにまとめられます。
- 事前にバイナンスからウォレットアドレスを取得
- 事前にガス代を準備
- メタマスクにバイナンスのウォレットアドレスを貼り付けて送金
慣れるまで少し時間はかかるかもしれませんが、それほど難しい作業ではありません。ただし、ネットワークの選択を間違わないようにだけ気を付けましょう。送金の際には、ガス代として基軸通貨を用意しておくことを忘れないでください。
