メタマスクにトークンを追加したい!
初めてNFTを購入する時、メタマスクにトークンを追加する必要が出てくる場合があります。さらに、テザー(USDT)やバイナンスコイン(BNB)などの海外取引所でしか買えない通貨を送る時も、メタマスクへのトークン追加は必須です。
本記事では、メタマスクにトークンを追加する方法について解説します。うまく追加できない時の対処法も紹介しているので、困ったときは参考にしてください。
メタマスクにトークンを追加して、初めてのNFT購入や海外取引所利用もスムーズに進めましょう!
メタマスク(MetaMask)にトークンを追加する方法【PC編】|ポリゴン(MATIC)で解説
メタマスクにトークンを追加する方法は3種類あります。ここでは、ポリゴンを例に紹介しますので、是非参考にしてください。
検索窓を使ってトークンを追加する方法
検索窓を使ってトークンを探し、追加する方法です。最も手軽で素早くトークンが追加できる方法なので、優先順位1番で試してみましょう!
手順は次の通りです。
- ホーム画面下「トークンをインポート」をクリック
- 検索窓に「MATIC」と入力し、表示されたトークンを選択したら「次へ」
- 確認画面で「トークンをインポート」をクリック
- ホーム画面に戻ると「MATIC」が追加されている
追加したいトークンのネットワークが正しいかどうか、確認してから先へ進みましょう。
検索窓にはティッカーシンボルを入力します。ティッカーシンボルとは、上場している銘柄が与えられるアルファベットコードのことを指します。
トークンに間違いなければ、トークンをインポートします。
ホーム画面に戻るとトークンが追加されているので、確認してみてください。
CoinMarketCapから追加する場合
CoinMarketCapにアクセスして、簡単にトークンを追加できます。メタマスクで検索して出てこなかった時に試してみましょう。なお、この方法はコントラクトアドレスにメタマスクマークが表示されているトークンのみに有効です。
手順は次の通りです。
- CoinMarketCapにアクセスし、検索窓に「MATIC」を入力
- メタマスクの画面が表示されるので、「トークンを追加」を選択します
メタマスクのシンボルマークであるキツネをクリックすると、自動的にメタマスクへ移動します。
パスワードを入力したら、画像の画面が表示されるので「トークン追加」をクリックしましょう。ホーム画面に戻ると、トークンが追加されています。
カスタムトークンからコントラクトアドレスを入力して追加する方法
カスタムトークンを選択して、コントラクトアドレスを入力しても追加することができます。検索窓で検索しても出てこない場合や、CoinMarketCapにメタマスクアイコンが表示されていない時におすすめの方法です。
手順は次の通りです。
- CoinMarketCapにアクセスし、検索窓に「MATIC」を入力
- メタマスクホーム画面下「トークンをインポート」をクリック
- カスタムトークンを選択し、コントラクトアドレスを貼り付け、「カスタムトークンを追加」をクリック
- 確認画面で「トークンをインポート」をクリック
- ホーム画面に戻ると「MATIC」が追加されている
CoinMarketCapにアクセスしたら、お目当てのトークンのティッカーシンボルを検索窓に入力します。トークンをクリックすると、画像のようなページに飛ぶのでコントラクトアドレスをコピーしましょう。
コントラクトアドレスが複数ある場合は、ネットワークに合ったものを選択します。もし、ちがうネットワークのコントラクトアドレスをコピペした場合、メタマスクでは表示されないようになっています。
追加したいトークンのネットワークが正しいかどうか、確認してから先へ進みましょう。
「トークンコントラクトアドレス」にコピーしたコントラクトアドレスを貼り付けます。すると、トークンシンボルとトークンの少数桁数が表示されます。トークンシンボルに間違いがなければ、「カスタムトークンを追加」をクリックしてください。
トークンに間違いがなければ、インポートします。
ホーム画面に戻るとトークンが追加されているので、確認してみてください。
メタマスク(MetaMask)にトークンを追加する方法【スマホアプリ編】|テザー(USDT)で解説
メタマスクのスマホアプリで、トークンを追加する手順は次の通りです。
- ホーム画面下「トークンをインポート」をタップ
- 検索窓に「USDT」と入力
- 「USDT」をタップ
- 画面を下にスクロールし「インポート」をタップ
- ホーム画面に戻ると「USDT」が追加されている
ホーム画面を下にスクロールすると表示される「トークンをインポート」をタップします。
トークンの検索画面が表示されるので、検索窓にティッカーシンボルを入力します。
トークン候補が表示されるので、追加したいトークンをタップしてください。
画面を下にスクロールすると表示されている「インポート」ボタンをタップします。
ホーム画面に戻るとトークンが追加されているので、確認してみてください。
メタマスク(MetaMask)にトークンを自動手的に追加する方法【おすすめ】
メタマスクの設定を整えておくと、入金時に自動でトークンを追加できるようになります。この設定をしておくと、トークン追加をうっかり忘れていても、スムーズに入金が可能です。
ここでは、設定方法について解説していきます。
PCの場合
PCからの設定方法は次の通りです。
- アカウントアイコンをクリックし「設定」を開く
- 下にスクロールし「実験的」をクリック
- 「トークン検出を使用」の部分を「オン」にする
「トークン検出を使用」の部分には、次のように書かれています。
弊社はユーザーのウォレットに送信された新しいトークンを検出して表示するために、サードパーティーAPIを使用します。MetaMaskにこれらのサービスからデータを取得させたくない場合は、この機能をオフにしてください。
メタマスク
オンにすることで新しいトークンを入金する時に、自動で検出してくれるということを示しています。
スマホアプリの場合
スマホからの設定方法は次の通りです。
- ホーム画面左上の三重線をタップ
- 「設定」をタップ
- 「詳細設定」をタップ
- 下にスクロールし「改善されたトークンを検出」をオンにする
メタマスク(MetaMask)に追加したトークンを非表示(削除)にする方法
普段使わないトークンや誤って追加してしまった場合は、非表示にできます。
PCの場合
PCでトークンを非表示にする手順は次の通りです。
- ホーム画面から非表示にしたいトークンを選択
- 右上のオプションボタンをクリックし、「MATICを非表示」を選択
- 確認画面で「非表示」を選択
- ホーム画面に戻るとMATICが非表示になっている
再表示したい場合は、改めてトークン追加をすることで問題なく表示できるようになります。トークンを非表示にしたからといって、所有しているトークンが消えることはありませんのでご安心ください!
スマホアプリの場合
スマホアプリでは、PCのような非表示設定はありません。しかし、残高のないトークンを非表示にする設定がありますので、ご紹介します。
- ホーム画面左上の三重線をタップ
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「残高がないトークンを非表示」をオンにする
メタマスク(MetaMask)にトークンを追加できない・迷った時の対処法
メタマスクへのトークン追加がうまくできない時の対処法を紹介します。
メタマスク(MetaMask)のトークンが表示されない場合|表示する方法
メタマスクにトークンを追加する時、検索窓を使ってトークンが表示されない場合は、コントラクトアドレスを使って検索をしましょう。
追加したいトークンに複数のコントラクトアドレスがある場合
CoinMarketCapに複数のコントラクトアドレスがある場合は、メタマスクに対応しているネットワークのものを選びます。
メタマスクでは、イーサリアムメインネットがデフォルトで設定されています。このため、イーサリアムネットワークで使えるコントラクトアドレスをコピペする必要があります。異なるネットワークのコントラクトアドレスを入力しても、トークンは表示されません。
メタマスク(MetaMask)のトークン追加方法 まとめ
メタマスクには、ネットワークに対応したトークンを追加する方法が3つあります。
- 検索窓でトークンを探して追加
- CoinMarketCapから追加
- コントラクトアドレスを入力して追加
検索窓を使ってトークンを探す方法が最も簡単ですが、マイナーなトークンは表示されないこともあります。その時は、コントラクトアドレスを入力して追加するようにしましょう。
ネットワークに対応したトークンのみが追加できます。このため、BNB(バイナンスコイン)などを追加する時は、BSCネットワークの追加が必要となりますので、留意しておきましょう。 ネットワークの追加方法は、こちらの記事で紹介しています。
メタマスク(MetaMask)ネットワーク追加方法を徹底解説