ドット絵NFTアートの作り方|おすすめソフトから売り方まで詳しく解説

ドット絵_エヌエフティーアート_作り方

ロード君
ロード君

ドット絵でNFTアートってどうやって作っているの?

SNSなどでドット絵のNFTをアイコンにしている人を多く見かけます。どうやら、ドット絵NFTの需要は高そうです。しかし、実際にどうやって作るのかわからないことも多いですよね。

そこで本記事では、ドット絵NFTアートの作り方を紹介していきます!おすすめのソフト・アプリはもちろんのこと、完成品の売り方までを詳しく解説していきます

記事を読んで、ドット絵NFTアートの製作にトライしてみましょう!

ドット絵NFTアートってなに?

ドット絵NFTアートについて少し整理しておきましょう。

昔のゲームは今より解像度が低く、絵を構成する線や色がブロックのような形で視認できたはずです。1つのブロックを1ピクセルと呼びますが、ピクセルを利用したアートのことをドット絵あるいはピクセルアートと呼びます。

画像引用:OpenSea「Kawaii Skull」

ドット絵NFTアートの作り方【PC版】

PCのドット絵用ソフトは色々あるのですが、正直なところタブレットのアプリで十分です。是非アプリの方もご覧ください。

ミニドット絵メーカー3

ブラウザ上でドット絵が作れるツールです。見ただけで操作方法がわかるので、誰でも簡単にドット絵が作れます。GIF・PNG・JPEGの3種類で書き出しできるので、NFT化にも最適です。大きな画面とマウスで操作できる分、スムーズに作業できる点がメリットでしょう。

ミニドット絵メーカー3で作成可能なサイズ(メッセージボックス)

1~50px

ドット絵NFTアートの作り方【iPad版】

最近のドット絵製作は、パソコンよりもタブレットの方が主流。おすすめのソフトは、次の2つです。どちらも無料ソフトなので、両方入れてみて使いやすい方を選びましょう!

  • 8bit Painter
  • Pixelabe

8bit Painter

使いやすさでおすすめなのは8bit Painterです。最初にチュートリアルがあるので、操作方法も簡単に習得できます。

ドット絵NFTアート‐作り方-8bit-Painter

画像は16×16のサイズで作成したドット絵です。ツールは全部で4種類のみで、感覚的な操作が可能となっています。拡大して作業すればスマホでも書けますが、俯瞰して全体を見ながら書くには画面が小さい印象です。もっと細かいキャンバスを使う場合や精巧な作品を目指すなら、タブレッドの使用がおすすめです。

8bit Painterで作成可能なサイズ(メッセージボックス)

16×16、24×24、32×32、48×48、64×64、96×96、128×128、160×160、192×192

Pixelabe

Pixelabeは、キャンバスサイズが変更可能です。5~256pxまで調整できるので、正方形以外の作品も作れます。

ドット絵NFTアート‐作り方-Pixelabe

画像は16×16のサイズに調整したドット絵です。ツールが豊富ですが、簡単な絵を描く場合はペンのみで十分です。将来的に精巧な作品を作りたい場合は、8bit Painterよりも幅広い表現ができる要素があるので、中級者以上向けと言えます。アプリの使いにくさはなく、慣れればスムーズに操作できるでしょう。

Pixelabeで作成可能なサイズ(メッセージボックス)

5~256pxまで調整可

ドット絵NFTアートをOpenSeaで売る方法

OpenSeaでドット絵NFTアートを売る際には、是非こちらの記事を参考にしてください!

ドット絵NFTアートを作る時のポイント

NFTアートとしてのドット絵を作る時のポイントは2つあります。

ドット絵NFTアートのサイズを考えよう

作りたい作風によって、キャンバスのおすすめサイズは変わってきます。CryptoPunksの場合は、24×24のサイズとなっています。

ドット絵‐クリプトパンクス

画像引用:OpenSea「CryptoPunks」

こうしてみると、かなり昔のゲーム寄りですよね。スーパーファミコンのグラフィックは24×24か32×32程度でした。

もっと緻密な表現をしたい!という場合は、サイズを大きくしてみてください。

代替256×256を超えると、かなり細かい目になってきます。

ドット絵NFTアートの売り出し方

ただのドット絵をNFTにしただけでは、到底売ることはできません。作品のコンセプトやストーリーをしっかりと構築して、1つのプロジェクトの中で作品を出していくのがおすすめです。

どのNFT作品も、単発ではなく同じコレクションの中で何枚も作品を出しています。つまり、シリーズものの需要が高いと言えます。

プロジェクトをブランディングしながら、SNSを活用してコミュニティを形成してファンを増やしていきましょう。NFT販売の道のりは長いものです。

ドット絵NFTアートお手本にしたい有名作品

ドット絵NFTアートの先駆者たちの作品を実際に見て、新たな作品のインスピレーションを得ましょう!

ドット絵NFT代表作①CryptoPunks|ドット絵NFTの金字塔

ドット絵ジャンルのみならずNFTコレクションとしても有名なCryptoPunks。24×24のサイズのドット絵NFTです。

同作品をモチーフにした後続作品が次々と出回る中で、今も人気を保ち続けているNFTコレクションの成功例です。

ドット絵NFT代表作②Kawaii Skull|1万作品を手作業で!一晩で完売

かわいらしいガイコツのドット絵が人気のKawaii Skull。同名の作者は、なんと4か月間の間に1万作品ものスカルを手作業で作り上げたというのです。この取り組み方に、海外のインフルエンサーが感銘を受けたことで話題となりました。4か月かけて作った作品は一晩で売り切れるなど、一躍有名コレクションに!

ドット絵NFT代表作③Zombie zoo|話題の小学生NFT作家

小学3年生にしてNFT作品を売り上げたことで一躍有名になったZombie Zoo keeperさん。彼は、夏休みの自由研究の一環として「Zombie zoo」を作り上げました。

瞬く間に有名になった彼の作品は、現在オリジナルグッズやアニメなど幅広い分野へも進出しています。今後の作品にも大きな期待が集まっています。

ドット絵NFTアートについてよくある質問

ドット絵NFTアートについて、よくある質問にお答えしていきます。

ドット絵NFTアートはなぜ人気なの?

ドット絵NFTアートが人気というよりは、人気となったNFTアートの中にドット絵が多いという方が正しいです。CryptoPunksが良い例で、ドット絵であることには実は意味があります。

ドット絵にして作品のデータ量を抑えることで、作品そのものをすべてブロックチェーンに記録することができます。これを、フルオンチェーンNFTと呼びます。人気の高さは、実はフルオンチェーンNFTに起因しているのです。

ドット絵NFTアートを作ったけど売れないのはどうして?

作品のコンセプトやストーリーはしっかり練られているでしょうか?どんなアート作品も簡単に売れないのと同じように、NFTアートもまた売ることは大変難しいものです。

先駆者たちの売り出し方を研究して、自身の作品を価値づけていくことが大切です。

ドット絵NFTアート まとめ

ドット絵NFTは誰でも簡単に作ることができます。しかし、作品を作って売り出すことは簡単ではありません。 既にドット絵NFTとして名を馳せている作品たちをよく参考にして、自分だけの価値あるドット絵NFTを作ってみましょう!